地方銀行

第二地方銀行

地方銀行と呼ばれる銀行の中には「第二地方銀行」と分類されるものがあります。第二地方銀行は、第二地方銀行協会の会員であり、金融庁の「免許・登録業者一覧」に記載されている金融機関のことを示します。地方銀行は、昔から銀行の業務を仕事として行ってきた会社ですが、第二地方銀行になる前は相互銀行と呼ばれる中小企業金融機関として運営をしており、主に仲間が資金を積み立てお互いに支援しあって経営を行う、入札形式でお金を借りる方法を行う、というのが相互銀行のやり方でした。

しかし、時代と共に経営方法は変化していき、今では実際に第二地方銀行が行っている業務は普通銀行と変わりません。第二地方銀行の多くは、相互銀行が普通銀行へと転換したものですが、中には信用金庫から普通銀行になったり、経営不振や買収、事業拡大など様々な目的から営業を譲り渡して新たな銀行として再開した銀行、同じ地域で営業をしていた規模の大きな地方銀行に吸収合併、統合された銀行もあります。

ただ、第二地方銀行は相互銀行時代の名残からか、企業がメインバンクにする傾向が低いので規模が小さく、経営基盤も弱かったためにバブル期に破綻してしまった銀行も何社かあります。全国的に見ると、福岡県には4つの地方銀行があり、これは全国で一番多い数字です。続いて、静岡県には3つ、岩手県や新潟県・大阪府など13府県には2つづつ存在し、その他31県は1つづつとなっています(2013年10月現在)。

しかし、愛知県だけは唯一地方銀行が存在しておらず、あるのは第二地方銀行です。愛知銀行や名古屋銀行があるので意外な気がしますよね。第二地方銀行だからといって経営規模が劣るということは無く、大きな違いはただ所属している協会が違うだけということになります。